「文化財登録を目指す『ながの祇園祭』の運営!」のプログラムが、7月14日(日)に開催されました。
祇園祭といえば京都が有名です。毎年7月になると、京都市祇園町にある八坂神社をはじめ全国各地で「悪疫退散・家運弥栄」を祈る夏祭りが行われます。長野でも鎌倉時代から続く重要な神事と位置付けられ、「御祭礼(ごさいれい)」とも呼ばれています。
「スサノオ」の神が乗り移った少年が馬に乗り、祭礼参加町を巡行し町内を清め、後ろからは各町の屋台が続きます。この祭りを彩る屋台巡行の見どころに、長野特有の坂道を上るための工夫として、2輪の車輪で水平を保って移動させる技があるのが見逃せません。
さて、今回このまるごとキャンパスプログラムには、高大生5名が参加しました。時間が足りず参画という形ではないにしろ、それぞれの持ち場で楽しんでいる様子がうかがえました。長野駅、セントラルスクエア、弥栄神社に分かれ役割分担をし、それぞれ活動をおこないました。
会所と呼ばれる、弥栄神社加盟の19町が設置する町の寄り合い所を巡るスタンプラリーで、スタンプラリー参加者との会話ややり取りを楽しんでいました。「地元の方や、遠方からの方などと会話を楽しむことで、この文化を深く知ることができた」と第一学院高等学校へ通う学生は話していました
あいにくな雨の一日になりましたが、中央通りを中心に熱い祇園祭が開催されました。