夏休みに入った直後の7月下旬。
飯綱高原にあるアソビーバ ナガノパークでちょっと変わったキャンプが行われていました。
ながの地域まるごとキャンパスのプログラム「自然体験にICTを活用したサマーキャンプ」です。
プログラムの提案をしているのは、長野市内でSTEAM教育を推進している有限会社ノア。
STEAM教育とは、
STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲で「A」を定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習のことを指します。
このサマーキャンプは、iPadなどのタブレットを使いながら自然科学などを学び地球温暖化などの問題を、参加した小中学生の子どもたちがみんなで考えていきます。
この日参加していたのは、31名の子どもたち。この子たちに先生と大学生2名、そして地域まるごとキャンパス参加した高校生「なる」さんが一緒になって学びの機会を作っていきます。
取材に訪れたときはちょうどこの「地球温暖化×うんこドリル」の問題をみんなで解いているところでした。
ぜひ下の動画をご覧ください。
うんこドリルは、今や子どもたちに大人気の学習コンテンツです(笑)
いまやタブレットは日常的に使うこと機会があり、活用して探求を深めることができるとタナカマーティン先生。
そして自然体験は日常と切り離して考えることはできないので、一緒になって有効に使っていくことが大切だと話していました。
今回このプログラムに参加してくれた「なる」さんは、子どもや自然のなかでの活動が楽しく、一緒になって取り組むことで子どもの楽しさも言語化もできるようになり、自分自身がとても勉強になると話していました。
また、まるごとキャンパスの参加者ではないですが、同じようにボランティア参加した信州大学に通う「ニノ」さんは
「信州が好きで学校を選んで移住した。この楽しさをこれからも伝えていきたい」
ととてもうれしいコメントを寄せてくださいました。
来年はもっと多くのまるキャン参加者が体験してほしいと思います。