【まるキャン活動報告】江戸時代から続く伝統の杜煙火のこれからを一緒につくろう!

9月21日、長野市安茂里の犀川神社にて秋季例大祭宵宮祭が行われました。犀川神社の秋祭りは、江戸時代から200年間奉納杜煙火(花火)を続けているそうです。杜煙火は長野県指定無形民俗文化財で杜煙火保存会が継承しています。

今年は初めてながの地域まるごとキャンパスのプログラム提案団体として登録し、6名の高校生が参加しました!

当日は朝8時半から会場設営に参加。足場を組んだり、寄付者の名前を書くお手伝いをしたりしました。犀川神社の杜煙火は仕掛け花火が特に有名で、狭い神社の境内のいたるところに花火を設置します。仕掛け花火と花火の間隔が狭く、導火線に火花が入らないようにアルミホイルを巻く作業を行いました。しっかり撒いたように見えても保存会の方が見ると「これだと火花が入る」とやり直しに。学生たちは、指示されたことをよく聞いて直していました。

「経験したことないことで、『これでいいかな』と思っても見直すとアルミホイルが浮いているので最新の注意が必要だった」とコメントを寄せてくれました。

当日は観客で境内が埋め尽くされていました。自分たちの関わった仕掛け花火が目の前で打ち上げられ、大勢の観客がそれを楽しむ、というのは貴重な経験ですね。花火の写真は、まるキャン参加の高校生が撮りました!